どうもこんにちはYugoです!
卓球においてフットワークはかなり重要ですよね。
フットワーク練習は種類が多いので、自分の鍛えたいポイントに合わせて練習を選ぶことが大事です。
今回は僕が普段からやっているフットワーク練習を一覧にして残しておきたいと思います。
基本のフットワーク
1本1本フォアハンド:難易度★
フットワークが苦手な方でも取り組みやすいフットワーク練習です。
足の動きや運び方が分からない人はゆっくり動きを確認しながらやってみましょう!
このフットワークはフォアハンドの強化にもつながります。
ワンコースでのフォアハンドが安定してきたという人は動きながらでもフォアハンドが安定するように1本1本の練習もしてみましょう!
久しぶりにフットワークをするという人にもおすすめです。
動きも少ないので身体を慣れさせたいという人は1本1本からゆっくり身体を慣れさせましょう!
1本1本切り返し:難易度★
基本となる切り返し練習です。切り返しが苦手な人はまずはここから練習しましょう。
スムーズに切り返しができると試合でとっさに逆コースを突かれた時でもボールに届くようになります。
フォアハンドとバックハンドの切り替えが流れるようにできるようになりましょう!
1本1本の切れ返し練習はフォームの見直しにもなります。
切り返しをするときは特にフォームが乱れやすいので鏡の前や動画を撮ってみるなどをして綺麗なフォームで打ててるか確認しましょう!
2本2本切り返し:難易度★★
2本2本はどれも応用が利くフットワーク練習です。自分の鍛えたいポイントを押さえて単調な練習にならないようにします。
フォアとバックの切り返し練習です。振りをコンパクトにして無駄のない動きを目指しましょう。
2本2本の切り返し練習は自分のレベルに合わせて難易度調整ができます。
切り返しが苦手だという人はコントロールを意識です!
なるべく同じコースにボールを入れましょう!
コースを狙うのは完璧という人はフォアとバックどちらも1本目はドライブを打って威力をあげましょう。2球目は無理せず繋ぐだけにするのがコツです。
それでも余裕があるよという人は2球目もドライブを打ちましょう!
ここまでできればプロ級です!
2本2本の切り返しはプロ選手も行っている練習の一つです。切り返しを極めたい人はこの練習を極めましょう!
2本2本回り込み:難易度★★★
フォアとバックの切り返しに回り込みの動きが含まれているため難易度は高めです。
フォアとバックの切り返しは丁寧に行います。
回り込むときは素早く大きく動くことを意識しましょう!
回り込んだ後の飛びつきが難しいかもしれませんが、最後まであきらめずに飛びついてください!
2本2本フォアハンド:難易度★★★
オールフォアでの動きになります。上の回り込みよりも動きが大きくなるため動き遅れないように注意しましょう。
今までのフットワークでは物足りないという人は2本2本フォアハンドがおすすめです。
フォアハンドは全てドライブで打ちましょう!このメニューは現役選手でもかなり疲れる練習になっています!
体力に自信のある方はぜひ挑戦してください。
※本当に大変なのでできない時は無理せずゆっくりやりましょう
3点フットワーク:難易度 👹
3点フットワークと呼ばれる練習です。
2本2本のフォアハンドとは違い常に動きながらフォアハンドを振るオールフォアの練習です。
この練習は難しくするとプロ選手でも息が上がるような練習です。
なので最初はコースを狙うだけでの練習がおすすめです。
慣れてきたら1本目だけドライブを打つ。1本目と2本目だけドライブを打つ。全部ドライブを打つとレベルアップさせていきましょう!
バック側③を打った後にフォア側①の位置まで戻って打つと飛びつきから回り込みに戻る練習もできるためかなり試合の動きに近いです。
身体の中心がぶれないように横移動をしましょう。正確に自分の打ちやすい位置に動きます!
バック側③のあとにミドル側②を挟んでからフォア側に戻るとかなりコンパクトな動きになるため打点の速い練習におすすめです。
女子卓球は打点が速いのでこの動きの方が試合で使えると思います。
もちろん男子も細かい動きができたほうがいいので練習に組み込みましょう。
コース1点で前後:難易度★★
- 相手のバック側にフォアハンドドライブ(自分)
- 力加減をし手前と奥の交互にブロック(相手)
前後の動きがよくわからない時はまずこれをやりましょう!
画像はフォア側での練習ですがもちろんバック側でも練習できます。
バック側だとより距離が長くなるので頑張ってボールを飛ばしましょう。
ブロック側は特に難しいですがボールを正確に飛ばす練習にもなるのでやってみましょう。
前後のフットワークは意識して練習しないとなかなか身に付かないので気づいたら練習しましょう。
フォア側3分の2オール:難易度★★
- 相手のバック側にフォアドライブ(自分)
- フォア側3分の2にブロック(相手)
フォア側の限られた範囲でオールフォアで打つ練習です。
ワンコースでのフォアドライブは安定してるよという人は次にフォア側3分の2オールに挑戦してみましょう!
小さな範囲で正確にミートさせます。
しっかりと足を動かしてしっかりとドライブを振り切りましょう。
中途半端なスイングにならないように気を付けます。
単純な練習に見えて意外と試合に近い動きができる練習です。
ドライブ連打が苦手な人は特に取り組んでみてください。
ファルケンベリ(2本1本):難易度★★
全体的に動きが大きいため負荷の強いフットワークです。
回り込みや飛びつきといった大きい動きのフットワークを練習するのに最適です。
大きく動きながらしっかりと強いボールを返すことを意識します。
初心者向けの参考動画
基礎テクニック ファルケンベリ(2本1本)|卓球の技術|上達のコツ
- 目線の高さを変えない
- 足幅を変えずフォームがぶれないように意識
中上級者向けの参考動画
- リズムよく打つことを意識
- 単純な練習にならないように応用をきかせる
動きの大きいフットワークなので下半身強化におすすめな練習です!
実戦向けのフットワーク
今までは基本となるフットワークの紹介でしたが、これからはより試合に活かせるフットワークを紹介します。
実戦向けなので難易度は上がりますがこの動きがスムーズにできるようになれば試合でも問題なく動けるようになります!
ミドルランダム:難易度★★★
- 相手のバックにフォアハンド(自分)
- ミドルにブロック(相手)
- バックにフォアハンドドライブ(自分)
- フォアまたはバック側にランダムにブロック(相手)
ミドル対策の実戦的なフットワークです。
一度ミドルを狙われてから別のコースを狙われる場面は試合中によく使われるテクニックです。
ミドルを打った後も体勢を崩さず次もドライブを打てるように意識しましょう!
ミドルは強く打ちづらいですがミドルに球が来たらしっかりと動いて自分の打ちやすい位置でドライブしましょう。
ミドル処理の苦手な人はぜひ取り組んでください。
また、ブロックする側もかなりコントロールが必要になる練習です。
相手のフォアミドルをしっかり狙ってコントロールしましょう!
ダブルストップから全面フォア:難易度★★★
- フォア前下回転サーブ(自分)
- フォア前ストップ(相手)
- フォア前ストップ(自分)
- 全面ツッツキ(相手)
- フォアハンドドライブ(自分)
下回転をストップされたボールを正確にストップし相手がツッツいたボールにしっかり回り込みや飛びつきをする練習になります。
前に動いた後にしっかり元の位置に戻ることを意識します。バックにきたらそのまま回り込み、フォア側にきたら全力で飛びつきます!
台に張り付くことを維持しましょう!
前後左右全ての動きが含まれ、素早いフットワークを要求される難しい練習ですがそのまま得点パターンに使えます。
前陣速攻型の人は特に練習することをおすすめします。
3球目からバック対オール:難易度★★
- フォア前下回転サーブ(自分)
- 全面ツッツキ(相手)
- 相手のバック側にフォアハンドドライブ(自分)
- 全面にランダムでブロック(相手)
- バック対全面
サーブ3球目攻撃を含めたフットワークです。
サーブと3球目攻撃とフットワークを同時に練習することができます。
よりランダム性が高いため試合になると動けない人はやることをおすすめします!
バック対オールの練習ではブロック側はフットワーク側のぎりぎり取れる位置にコントロールし、フットワーク側はブロック側が取れる威力のボールを打ちましょう。
長いラリーを続けることで効果の高い練習になります。
ツッツキまたはストップからバック対オール:難易度★★★
- フォア前下回転サーブ(自分)
- 全面ツッツキまたは全面ストップ(相手)
- 相手のバック側に返す(自分)
- 全面にランダムでブロック(相手)
- バック対全面
レシーブがツッツキのみの3球目からバック対オールよりも一つ難易度の上がった練習です。
前後と左右どちらの動きも入っているフットワークです。
ツッツキかストップと返ってくるコースが増えたため3球目を打つのは難しくなります。
しっかりと相手を視て相手のレシーブを予想しましょう!
まとめ
フットワーク練習で一番重要なのは続けることです
自分がミスをしないスピードでラリーを続けましょう!
ミスがなくなってきたらスピードを上げてよりレベルの高い練習にしていきます。
フットワークはすぐには身につきません。フットワークを身につけるには反復練習が不可欠です!
ただ、単調な練習を長時間やっても効果は薄いです。5分や15分など時間を決めて短時間集中してやりましょう!
毎日コツコツと練習を続けることが上達への一番の近道。